2002年3月号
メディア:笠牟田建二 代表取締役社長
「中継IP電話網=コスト削減」とは限らない
既存技術の効率活用で6円電話は実現できる
新興キャリアの攻勢やマイラインサービスの登場によって値下げ競争が繰り広げられてきた電話市場で、さらなる“価格破壊”が起こっている。メディアは2002年1月30日から、市内から県内・県外・国際までのフルレンジでサービスを開始。その料金は3分8.2円に加え、市内なら6円で2分間話せるメニューも用意した。同社の笠牟田建二代表取締役社長は「まだまだ安くすることができる」と語る。電話業界の台風の目となるか――笠牟田社長に安さの秘密と今後の事業戦略を聞いた。