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2002年12月号

ツーカーセルラー東京代表取締役社長:津田 裕士氏
3Gをやらないことが強み
機能ではなく使いやすさを訴求

首都圏での加入者減が続くなど
厳しい局面にあるツーカーセルラー東京。
だが、津田裕士社長は、3Gに投資しないことを
強みに2Gで攻勢に出ると語る。

2002年11月号

NTTドコモ 代表取締役社長:立川 敬二氏
FOMA普及へ流れは変わる
ターゲットはやはり法人利用

NTTドコモの第3世代携帯電話FOMAの加入者は
開業1年を経た9月末で14万にとどまる。
普及戦略のどこに誤算があったのか。
立川社長がFOMAの不振の要因と展望を語った。

2002年10月号

KDDI代表取締役社長:小野寺 正氏
1xの本領発揮はこれから
EV-DOでFOMA突き放す

CDMA2000 1xで3G市場を独走するKDDI。
しかし携帯電話全体でのシェアはまだ2割にも満たない。
3Gでの先行をどうシェア奪回につなげるのか。
小野寺正社長が巻き返し策を語った。

2002年9月号

スピードネット 代表取締役社長:和田 裕氏
エリア整備完了で加入者急増
5GHz帯対応へ弾みはついた

2001年5月にラストワンマイルの無線アクセスサービスを開始したスピードネットの事業が軌道に乗ってきた。同社は、2002年2月に当初予定の全エリアでのサービス提供を果たしてから半年足らずで約1万5000の加入者増を実現した。また、将来を睨み、5GHz帯の無線アクセス技術を利用した屋外実験も実施する。同社の和田裕社長にサービスの現状と今後の事業戦略を聞いた。

2002年9月号(B-brainコーナー)

アカマイ・テクノロジーズ・ジャパン 代表取締役社長:内藤 眞氏
1万3000台のサーバー資産が強み
CDNをネット企業のライフラインにする

アカマイ・テクノロジーズ・ジャパンは、米国最大のCDN(Content Delivery Network)サービス事業者であるアカマイ・テクノロジーズとソフトバンクグループが、2001年4月に日本に設立した合弁会社である。インターネットビジネスの競争の焦点が、ブロードバンドインフラの活用からコンテンツやその配信環境の質的向上へと移りつつある中、CDNサービスの先駆者である同社の事業戦略について、内藤眞社長に聞いた。

2002年8月号

ケイ・オプティコム 代表取締役社長:田邉忠夫 氏
3つのスローガンで社員の意識改革推進
投資を惜しまず“本物指向”に応える

関西電力グループで情報通信事業を手がけるケイ・オプティコムの事業展開が脚光を浴びている。同社は、近畿一円に張り巡らせた光ファイバーネットワークを活用し、PHS、無線LAN、FTTHといったさまざまなラストワンマイルサービスを安価で提供している。さらに今年4月からは、フュージョン・コミュニケーションズと提携し企業向けにIP電話サービスを開始するなど、積極姿勢がうかがえる。同社の田邉忠夫社長に各サービスの現状と今後の事業戦略を聞いた。

2002年8月号(B-brainコーナー)

NECソリューションズ ITソリューションマーケティング事業本部長:山崎 幸雄 氏
4本柱でベストソリューションを提供
ユーザー企業の構造改革を促す

NECが2002年4月に発表した「iBestSolutionsV2」は、ミッションクリティカル、ブロードバンド&モバイルをキーワードに、インターネットを軸とした同社のソリューションビジネスに対する取り組み姿勢を、具体的かつ体系的に示したものだ。
その実行部隊となるNECソリューションズのITソリューションマーケティング事業本部、山崎幸雄事業本部長に、iBestSolutionsV2の狙いと今後の営業戦略について聞いた。

2002年7月号

ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC 代表取締役社長:サイモン・カニンガム 氏
CAN、iDCを核に法人ユーザー開拓
“顧客志向”でサービス開発を進める

世界70カ国に顧客を持つグローバルキャリア、ケーブル・アンド・ワイヤレスのグループ企業として4年目を迎えたケーブル・アンド・ワイヤレスIDCの積極果敢な事業展開が脚光を浴びている。ISPのPSINet、iDC事業者のエクソダス、コンテンツ配信技術を持つデジタルアイランドと、業界大手の買収により大きく広がった事業基盤を生かし、IPおよびデータ系のサービス強化を次々と打ち出している。サイモン・カニンガム社長に、日本市場におけるビジネスの現状と今後の戦略を聞いた。

2002年7月号(B-brainコーナー)

ブロードバンド・エクスチェンジ 代表取締役社長:大山 茂 氏
40Gbpsで企業間を相互接続
ブロードバンド流通網の整備図る

ブロードバンド時代のコンテンツ流通に不可欠なミドルマイルのネットワーク整備を事業の柱とするブロードバンド・エクスチェンジ(BBX)は、4月1日からインターネット総合研究所(IRI)所長の藤原洋氏が会長職に就任し、NTTグループ出身の大山茂氏を常駐の新社長に迎え新たなスタートを切った。大山氏はこれまで常に最先端のネットワーク技術開発に取り組み、日本の通信インフラ、インターネット網の発展に身を投じてきた。BBXが通信ビジネスに果たす役割を聞いた。

2002年6月号

アライドテレシス 代表取締役社長:杉原智行 氏
95点の製品作りで価格と品質を追求
「ユーザー本位」こそアライド流の真髄

LAN機器メーカーのパイオニアとして1987年に設立されたアライドテレシスは、国内データネットワーク市場拡大の一翼を担うとともに、ハブからスイッチ、スイッチからルーター、さらには光ネットワーク機器とそのビジネス範囲を広げ、市場に確固たる「アライドテレシスブランド」を築き上げてきた。昨今、ブロードバンド化の高波が国内ネットワーク市場に押し寄せる中で、同社の次なる一手に業界の注目が集まっている。新たに同社の舵取りを担うこととなった杉原智行社長に、今後の戦略を聞いた。

2002年6月号(B-brainコーナー)

日本オラクル Eビジネス本部
ブロードバンドビジネス開発部 ディレクター:堀 亮一 氏

インフラのブロードバンド化で
“企業内コンテンツ流通”が加速する

「Oracle9i」で知られるデータベースソフトベンダー大手の日本オラクルは、過去2年間にわたり映像分野の大容量コンテンツ管理に取り組み実績を積み上げてきた。同社が次に目を向けるのは企業内に散在するすべての情報だ。企業内のパソコンに眠る情報を体系的に整理し、これをコミュニケーションやビジネスに役立つ形に置き換えようというのである。日本オラクルEビジネス本部ブロードバンドビジネス開発部ディレクターの堀亮一氏に、同社の事業戦略とデータベース市場の展望を聞いた。

2002年5月号

東京電力 光ネットワーク・カンパニー プレジデント:角井勝利 氏
信頼のTEPCOブランドでFTTH競争に勝つ
エリア整備完了は2年早める

光ファイバー時代のキャリア間競争において、かねてからNTTの対抗勢力として有力視されていた電力グループ。その中で最大規模のマーケットをエリアとする東京電力が、いよいよFTTHサービスに乗り出した。同社は、世界でも先例のない“電力会社本体での一種事業”を申請、今年3月8日に免許取得が認められた。このことからも、同社が光ビジネスにかける意気込みのほどがうかがえる。同社内でFTTH事業を任された光ネットワーク・カンパニーの角井勝利プレジデントに、サービス展開の具体的な戦略を聞いた。

2002年5月号(B-brainコーナー)

ティーエフエム・インタラクティブ:小針俊郎 取締役
飾らなくても優良番組は作れる
ニッチな味付けこそラジオ屋の武器

関東圏をサービスエリアとする民放ラジオ放送局エフエム東京(TFM)は2001年7月、NTT東西と共同で大容量のコンテンツ配信を手がけるティーエフエム・インタラクティブ(TFMi)を設立した。ブロードバンド市場で“ラジオ屋”が考えるコンテンツビジネスの勝ち残り策とは何か。2002年4月に本格サービスを開始したTFMiの事業展望について、番組プロデューサーの経歴を持つ小針俊郎取締役に聞いた。

2002年4月号

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ:吉岡 浩 代表取締役社長
飽和市場で生きる「SONY」ブランドの血統
デザインと品質重視の開発体制強化に注力

ソニーとエリクソンの携帯電話部門の統合によって2001年10月1日に誕生した「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズAB」は、ソニーのコンシューマー市場における強いブランドイメージと商品力、エリクソンの携帯電話市場における高い技術力が強みだ。世界初の「Sony Ericsson」ブランドとして年末商戦時に投入されたKDDIの「cdmaOne C1002S」は、他機種に比べシンプルな機能ながら「私らしさ」にこだわる端末デザインが受けヒット商品となっている。設立から半年、携帯電話市場で独自の“存在感”を見せ始めた同社の事業戦略について、日本法人の舵を取る吉岡浩代表取締役社長に聞いた。

2002年4月号(B-brainコーナー)

インターネットイニシアティブ:保条英司 取締役 マーケティング本部 副本部長
既存IP網と一線を画すCDNで
有料コンテンツ市場の成長を促す

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2002年4月から、大容量コンテンツをストレスなく送受信できる次世代コンテンツ配信網「CDNプラットホーム」の正式提供を開始する。インターネットインフラのパイオニアが描く新しいブロードバンド世界とは何か。保条英司取締役に、CDNプラットホーム構想の背景と今後の事業戦略を聞いた。

2002年3月号

メディア:笠牟田建二 代表取締役社長
「中継IP電話網=コスト削減」とは限らない
既存技術の効率活用で6円電話は実現できる

新興キャリアの攻勢やマイラインサービスの登場によって値下げ競争が繰り広げられてきた電話市場で、さらなる“価格破壊”が起こっている。メディアは2002年1月30日から、市内から県内・県外・国際までのフルレンジでサービスを開始。その料金は3分8.2円に加え、市内なら6円で2分間話せるメニューも用意した。同社の笠牟田建二代表取締役社長は「まだまだ安くすることができる」と語る。電話業界の台風の目となるか――笠牟田社長に安さの秘密と今後の事業戦略を聞いた。

2002年3月号(B-brainコーナー)

メディア・クルーズ・ソリューション:五郎丸聡司 代表取締役社長
大容量コンテンツ配信のSIに特化
TV配信も視野に世界から技術を集結

ブロードバンドに特化したソリューション構築・運営のプロ集団、メディア・クルーズ・ソリューション(MCS)が2001年11月に設立された。コンピューター画像技術と超高速情報処理技術のパイオニアである日本SGIのノウハウを結集し、動画コンテンツ配信ビジネスに乗り出したMCSの五郎丸聡司氏に、今後の事業戦略を聞いた。

2002年2月号

東京通信ネットワーク:白石智 取締役社長
270万のマイライン登録を礎に
FTTH、CDNの事業展開を急ぐ

巨大資本の東京電力グループがFTTHサービスに本腰を入れ始めた。同グループの一員として設立以来15年間、総延長約7万kmの光ファイバー網を駆使して通信事業に取り組んできたTTNetも、東電と一体でFTTHY/ブロードバンドコンテンツの実証実験による次世代を見据えたサービスの検証をしている。さらに同社では、アクセス系プラットホーム事業に加え、今後コンテンツ配信事業に乗り出し、ブロードバンド市場での躍進を狙う。同社の舵取り役、白石智社長に事業課題と今後のブロードバンド戦略を聞いた。

2002年1月号

フォーバル:大久保秀夫 代表取締役社長
機器・回線販売からネット事業へ旋回
目指すは情報通信コンサルタント

ビジネスホンやFAX、パソコンなど情報通信機器やワンビリングの電話サービスなどを手がけるフォーバルが、インターネット関連事業に大きく舵を切っている。大手オークションサイト運営会社のディー・エヌーエー(DeNA)と共同で中小企業向けのEC(電子商取引)支援サービスを開始したほか、電話料金一括請求サービスのフォーバルテレコムも、米国のインターネット検索技術会社と独占販売契約を結ぶなど、具体的な戦略を次々と打ち出している。今後のブロードバンド時代に向けて、ソリューションプロバイダー事業の本格展開を目指すフォーバルの大久保秀夫社長に、今後の戦略を聞いた。

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